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2024.03.07

肥厚爪とは…

足の爪が分厚くなって靴の圧迫を受けて痛くなる

爪切りで爪を切れなくなった

爪の色が変色して変形してきた…

などなど、足の爪の肥厚トラブルは様々です。

高齢者に最も多いのは『爪白癬(爪水虫)』による肥厚トラブル。

本来爪は髪の毛と同じ「ケラチン」というタンパク質で出来ています。

白癬菌はこのタンパク質が大好物。

健康な爪を侵食していき、爪がスカスカ、ボロボロになります。
すると爪の司令塔が「新しい爪を作らなければ!」と新しい爪を作りますがその新しい爪も爪白癬に食べられて…
そんなことを繰り返していると爪がどんどん厚みを増していつの間にか爪切り出来ないほどに分厚くなってしまうのです。

こうなると、お医者様にもらった薬を塗るだけではきれいな爪が生えてこないことが多々あります。
ここまで分厚くなってしまうと今度は逆に「えらく分厚い爪乗っかてるし、作らなくていいか!」と新しい爪を作らなくなってしまうんですね。
適度な足爪ケアをして薬を塗る…これを繰り返して約1年前後できれいな爪に生え変わります(個人差あり)

爪白癬を放置すると「蜂窩織炎」などまた別の炎症を起こし入院することになるかも…
また放っておくと爪はなくなり、転倒リスクが非常に高くなります。
お孫さんなど免疫の低い赤ちゃんと暮らしている場合、
死亡に繋がるほど重度の感染症を引き起こす場合もあります.

爪白癬は痛くも痒くもありませんが
黄色っぽくなってるな…
分厚くなってきたな…など変化を感じたら一度病院を受診してみましょう。
皮膚科がお勧めです(⌒∇⌒)

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